adobe illustratorを使って名刺を作る方法(印刷 and 仕上げ)
自作で名刺を作る際、あらかじめカットのラインが入っている用紙を購入し、レイアウトしたデザインを印刷する方が多いかと思います。でも、仕上がりがいかにも手作り感満載で残念な印象になってしまいますよね。
ここで紹介する手段を使えば、印刷所に刷ってもらった名刺のような仕上がりにかなり近づきます。
素敵な名刺の「デザイン方法」については、google先生に質問してみてください。
デザイン力に自信のない方は、画像検索をして素敵!と思ったデザインを参考にしてつくってみる作戦がおすすめです。
世の中のデザイナーさんの大半が行なっている方法です。多分。
または、illustratorで編集ができるベクターデータの無料素材サイトでテンプレートをダウンロードして使用するのも手ですね。
たとえば、freepikさん等↑
https://www.freepik.com
(Business cardで検索)
ベクターで使える素敵なデータが大量にありますので、好みのフォーマットをダウンロードして、文字をうちかえるだけで完成しちゃいますね。
ちょっと派手めなデザインが多いですが、探せばシンプルなものもありますし・・
さて、ここでデザインする上での注意点ですが、端まで絵のあるデザインの場合は、仕上がりのサイズより1.5mm大きく絵を伸ばしておいてください。
カット後の仕上がりを綺麗にするための、「塗り足し」という技術です。
これを行うことで、フチなし印刷状態で綺麗に仕上がります。
準備するもの
では、デザイン完成からの流れをご説明します。
まず、用意するもの
「紙」と「プリンター」ですね。
紙は様々な種類がありますが、“簡単に手に入り”、“安く”、そして“質感がいい”ものとして、「こな雪」という商品をお勧めします。
とにかく紙質が綺麗で安い!簡単に手に入る紙の中でコストパフォーマンス最強級です。
こな雪には厚みが数種類ありますが、今回は名刺で使用しますので、一番厚口の「こな雪210」をお勧めします。
次にプリンターはインクジェットプリンターでも問題はないですが、レーザープリンタを使用すればさらに仕上がりが綺麗になります。濡れにも強くなりますしね。
A4サイズ程度であれば、レーザープリンターは本体もそこまで高くなく、ランニングコストがかなり安くなりますので、印刷する機会が多い方は検討してみてくださいね!
(デメリットとして若干場所は取りますが・・あと本体が重いです)
あとは、「カッターマット」と「カッター」と「30cm〜50cm程度の定規(金物の定規がお勧め)」です。
こちらは100均で購入可能です。
少し大きめサイズのカッターマットが好みの方はホームセンターや通販で購入してくださいね。
必要なものが揃ったら早速作業にとりかかりましょう。
作業の流れについては
(1)印刷後にカットをしやすいように「メンツケ」作業を行う
↓
(2)印刷
↓
(3)カットする
と、流れはシンプルです。
しかし、慣れていないとソコソコ面倒な作業ですので、それぞれ別ページにて丁寧に解説しますね。