手作りで、しっかりとした名刺を作る-仕上げ編-

— 1刀断ちのメンツケ印刷したデザインのカット方法 —

この記事は「手作りで、しっかりとした名刺を作る -メンツケ編-」のつづきです。

1刀断ちでメンツケして印刷した用紙をカットしていきます。

トンボの切り方はルールがわかっていないと、どうカットしていいのか一見分かりづらいのですが、慣れてしまえばかなり便利!ですので、是非覚えてくださいね。

まず、長辺側からカットしてあげたほうがやりやすいです。
下記画像のトンボの赤のラインの部分をカットします。

ずれにくくカットするコツとしては、上側のトンボにカッターを刺して、そこに定規を添えて、下のラインに合わせて真っ直ぐカッターでカットします。

↑刺して、添えて、カット です。
(よく、デザイン屋の現場で、添えた手の親指が定規からはみ出していて、怪我する人がいますので気をつけてくださいね。)

紙を上下完全にカットしてしまう人が多発しますが、これはNGです。
この後の作業ができなくなるので、画像の赤のラインの部分だけカットするようにしてください。

長辺のカットが終わったら次は短辺のカットです。
下記画像のトンボの赤のラインの部分をカットします。

これで名刺の完成です。

— 2刀断ちのメンツケ印刷したデザインのカット方法 —

2刀断ちの場合は、カットの回数が若干多くなります。
まず、長辺のカットは以下の画像の赤のラインをカットします。

真ん中の名刺と名刺の間を2回カットすることで、絵柄がフチギリギリまで生き、隣のものと干渉しないようになります。

長辺側のカットが終わったら、次に短辺側のカットです。こちらも名刺と名刺の間を2回カットします。下記の画像の赤のラインをカットしてください。

これで名刺の完成です。

ちなみに、カッターが少しでも切れ味が落ちたと感じたら、速攻でパキっと折って、常に切れ味がよい状態で作業してくださいね。カッターの刃は消耗品です!